お知らせ
2022.01.21
【人事のサポ子】リファラル採用で人手不足解消!
2022.1.21
この物語は、ドリーム企画という企画会社の人事部・土里サポ子(入社2年目)が会社で起こる様々な問題に仲間と一緒に取り組んでいくトキメキ奮闘記である。
サポ子:森谷さん、私の友達が勤めている会社が深刻な人手不足だったのですが、リファラル採用を取り入れたら、社員が定着するようになって、人手不足が解消されたみたいです。
そんなに効果があるなら、うちでもやったらどうでしょうか?
森谷:いま、ウチの会社にそのような制度はないけど、社員の定着率を向上させる効果があると、注目されている採用方法だよね。よし!リファラル採用について、調べてみようか。
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■リファラル採用って、なに?
リファラル採用とは、自社の社員の持つ人脈を活かして友人や知人を紹介してもらう採用方法のことです。
■リファラル採用のメリット
リファラル採用の主なメリットをあげてみましょう。
・ 採用のミスマッチを防ぎ、入社後の定着率向上につながる
自社を理解している社員からの紹介のため、会社の魅力や社風、業務内容の説明を受けることで、理想と現実のギャップが起こりにくく、入社後の早期離職を防ぐ効果も期待できます。
・ 採用コストの抑制
求人メディアや転職エージェントを介さず、人材を募集できるため、採用コストを大幅に抑えることができます。
・ 転職活動をしていない人材に出会える
転職活動を行っていない人材へ他社と競合せずにアプローチすることができます。
■リファラル採用の注意点
リファラル採用を導入する際は、以下のような点にご注意ください。
・ 社員への募集要件の周知・理解の徹底
リファラル採用は、採用担当以外の社員が主として活動することになるので、社員には自社の募集要件の周知・理解が重要になります。
・ 人材の偏りが生じないようにする配慮
社員の人脈を活かして採用活動が行われるため、人材の性格やスキル、能力に偏りが生まれてしまう可能性があります。
・ インセンティブ目当ての紹介の防止
いわゆる紹介ボーナスといわれるインセンティブをあまり高額にすると、職業安定法40条(報酬の供与の禁止)に抵触する恐れがあります。
■成功させるためには
リファラル採用を成功させるためには、社員が紹介しやすい仕組み作りが重要です。会社の魅力を説明できる動画やパンフレットの用意や、紹介方法のレクチャーを実施するなど、社員が参加しやすくするための仕組み作りを検討しましょう。
【サポ子のスッキリ! ポイントまとめ】
- リファラル採用を導入する際は、メリットや注意点をしっかりと把握しましょう。
- リファラル採用の成功させるために、紹介しやすい仕組み作りが重要です。